2010年3月16日火曜日

お世話になった伯父

昨日、母の兄が亡くなった。
私が幼稚園にあがる前にあずけられた家の長だ。
私は幼い頃、食事をいっさい摂らない子供で、
心配した親が病院に連れて行った所、内科的異常は一切なかった。
その医師が環境を変えたらどうか、と提案し
私は母の実家に幼稚園にあがるまでの半年間あずけられることとなった。
祖母が母親代わりになり私の面倒をみてくれた。
当時、幼い私にとって伯父はとても怖い存在だった。
きっと、父を感じたのだと思う。
その伯父が昨年の私の結婚式で、とても長く私のことを話してくれた。
私にとって怖かった伯父だけど、そんな優しい眼差しで私を見てくれていたのかと思った。
私の父もそうなのだろうな。今でも脅威だけど。
私の結婚式の1ヶ月後に伯父が末期の癌だということが分かった。
私の面倒をみてくれた祖母が亡くなったばかりだというのに・・・
信じられない事実。
けど、祖母には見てもらえなかった私の晴れ姿を伯父見てもらうことができた。
神様、この奇跡に感謝します。