2003年11月10日月曜日

戦場のフォトグラファー

ジェームズ・ナクトウェイという人は、人が好きな写真家です。
会話がなくても、人々はカメラの前で心を開きます。
彼のカメラに小型カメラをつけた映像が所々あります。
彼の目線、カメラを向けてシャッターを押す呼吸が伝わってきます。
銃弾戦でも冷静にシャッターをきります。パニックをおこさず、全神経を写真に集中しています。

戦争を撮るのは、これからもなくなることのないだろう戦争を、写真の力で戦争のない世界にできると信じているからなのだそうです。

私は戦場には行けないと思いました。死ぬのが怖いから。
死はいつもどこか私の頭の中にあり、いつ訪れてもおかしくはないとは思っています。
頭では分かっていても、言いようのない不安が訪れます。

「戦場のフォトグラファー」、写真を撮らない人、写真に興味のない人も見てほしい映画だと思います。

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