2004年2月29日日曜日

愛のコリーダ2000

今月の初め頃、永遠の恋物語という番組で、阿部定の特集があった。判事と定のやりとりと、定と吉蔵の映像で構成されたこの番組から想像する阿部定は、定とは遠いものだったのかもしれない。

以前から気になっていた、大島渚監督映画「愛のコリーダ」(1976年)のノーカット版「愛のコリーダ2000」を借りて、2度見てみた。

1度目は吐き気をもよおし、しばらく気分が悪くなった。なんとも言えないムカムカ感。アダルトビデオですか?と思う性描写。
私がこの映画に期待していたのはただただ、うわべの性愛描写だったのかもしれない。

2度目は、思ったほどアダルトビデオ的な性描写ではない感じがした。定と吉蔵との愛を描いたもので、性欲をかきたてさせるために作られた作品ではない。しつこすぎる二人の密着に心の生々しさを感じる。

大島渚のインタビュー記事↓
http://www.sankei.co.jp/mov/review/2000/lempire_des/

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