2003年8月28日木曜日

一枚の絵

私は母の実家に、幼稚園にあがる前に半年とちょっと住んでいました。
その家には、いとこ姉弟がいて、私はお姉さんとお兄さんができたようでうれしかったです。
特に姉が好きで、いつも後をついて歩いていました。

そのいとこが今年5月に亡くなりました。
8月15日に、伯母が、いとこが亡くなる一週間前に作ったという押し花と絵の具と色鉛筆を使って描いた三枚の絵を見せてくれ、私に形見としてそのうちの一枚をくれました。
その絵は私のアパートに持ち帰り、部屋の壁に飾っています。

残り二枚はいとこの二人の娘の分です。
どんな名画よりも素晴らしい絵を私は手にしました。

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